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バリアブル間欠ワイパースイッチ交換 @ S2000
 

バリアブル間欠ワイパースイッチ交換

※注意:自分で交換する場合は自己責任でお願いします。
こちらで紹介する手順で作業をして何らかの被害を被ってもtobiは一切の責任を持ちません。

ワイパーの間欠が2段階の切り替えのみというS2000の泣き所を解決してくれる純正オプションが出た。
『バリアブル間欠ワイパースイッチ』
対応は最新のAP2−110型でありそれ以前のモデルには基本的に取り付けはNGとされている。
しかしネットを見ていると少なからず取り付けに成功した例もあるのでやってみることにした。
ちなみに私のS2000はAP2-100型のVGS付きです。
ディーラーから届いた『バリアブル間欠ワイパースイッチ』
中にはスイッチAssyの他にハーネスやらトルクスネジやらタイラップやら用途不明な物が入ってる。
何も知らなければ頭の上に?マークが3つは浮かんでしまうくらいだ。
さらに取り扱い説明書が付いているのだがこんな物に説明書なんて必要なのか?(笑)
それよりも取り付け説明書でも入れといた方がよっぽど親切だと思うぞ。
今回は事前に集めた情報を元にオリジナルのマニュアルを作ってみた。
いろいろ問題があって公開できないのが残念だ。
エアバッグの誤動作防止のためにバッテリー端子を外します。
ステアリング横のカバーを外してトルクスネジを外します。
サイズはT30でホームセンターなどで工具が買えます。
このネジなんですがやたらと強力なトルクで締め付けられてます。
ドライバータイプの工具だと相当な力がないと緩んでくれません。
差し替えタイプの物で良いのでラチェットを使う事をお勧めします。
こちらは助手席側のステアリングカバーを外したところ。
こちらもトルクスネジを外します。
黄色いカプラーがエアバッグユニットと繋がってます。
カプラーも外しておきます。
エアバッグユニットを正面に引っ張り外します。
先ほど外したカプラーが付いてますので気をつけましょう。
エアバック用カプラーとホーン用カプラーはステアリングから完全にフリーにします。
これをやらないとステアリングを引っこ抜いたときにSRSユニットから配線がちぎれる可能性があります。
防止策としてステアリングを固定しているボルトを完全に外さずに緩めた状態で引っ張る事です。
こうするとステアリングが勢い良く抜ける事も無いので安全です。
ステアリングセンターボルトは14mm。
パワープレイ系の工具で対応しましょう。
コラムカバーを外します。
下側に3箇所のネジがあります。
キーの差込部分をかわせば簡単に上下に外れます。
SRSユニットを外します。
ネジを3箇所外します。
このユニットはくるくると回るのでテープで固定してTOPの位置がずれない様にしましょう。
裏側にはハーネスが2つありますが1本だけのハーネスのカプラーを外せば宙ぶらりんになります。
気になるならもう一つのカプラーも外せば完全に外れます。
ワイパースイッチを固定している部分を外します。
ネジ3箇所です。
裏にはカプラーが3つ付いてますので全部外します。
ネジを2本外せばワイパースイッチが外れます。
ちょうどネジとネジの真ん中に出っ張りがあって引っかかってますので細めのマイナスドライバーを突っ込んでやれば簡単です。

後は逆の手順で間違えないように組んでスイッチ交換は終了。
エアバッグユニットを固定するトルクスネジはオプションの箱に入ってた物に交換です。
続いてエンジンルーム内のリレーに配線をかませます。
AP2ならちょうどアクセルワイヤーが丸くなってる所にあります。
リレーとアクセルワイヤーを固定しているステーを外します。
リレーからカプラーを外し付属のハーネスを繋ぎます。
なんか白っぽいグリスのような物がべっとりなので気をつけましょう。
付属のタイラップで適当に固定します。
アクセルワイヤーのステーとリレーも元のように固定。
運転席足元のヒューズボックスの一番左上の7.5Aヒューズを抜きます。
説明書によると『フロントワイパーオートストップシグナル』だそうです。
バッテリーを戻して動作確認しましょう!
お疲れ様でした。
―インプレッション―
まったく問題なく動作しています。
各所で聞かれる途中で止まるなどの症状もありません。
これは雨の日の運転が楽になりそう。
ついでにワイパーのカチッという動作音まで消えたのは嬉しい副産物ですね。

バリアブル間欠ワイパースイッチ交換 @ S2000
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