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聖地探訪記(後編) |
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無事に東京のホテルに着いたのは24時近くだった。
明日に備えてさっさと寝る事にした。 目を覚ましたのは8時頃。今日の天気は曇り後雨といった感じ。 聖地の目が覚めるまでの時間を東京を走り回る事にする。 道なんて知らないから適当に直進しては気が向いた所で曲がってみたりした。 信号待ちの度に道行くサラリーマンの視線が刺さる。 ま、仕方ねーな、とか思いながら軽くスルーしておいた。 東京を走っているというだけで無性に楽しかった。 もう少し観光できそうな道でも知っていれば良かったのだろうけどそれはまた次の機会にしようと思う。 さて時間は9時30分を回ったので上野まで戻る事にした。 上野駅の側の駐車場にデルソルを入れ電車で再び聖地へと足を踏み入れた。 とりあえず朝食がてらに『メイドカフェ』に行く事にする。 流石に今日は失敗は許されない。 しばらくは来る事のできない聖地での思い出をこれ以上汚さない為にも慎重にお店を選択する必要がある。 『Maid Cafe Style』を見て選んだのは『CURE MAID CAFE』である。 理由としては「『癒し』に重きをおいた喫茶店」という説明が書かれてあったからだ。 お店の入ってる『ジーストアアキバ』の1階は『秋葉原ガチャポン会館』が目立つので簡単に見つける事が出来た。 エレベーターで6階まで上るとそれまでの外の喧騒など嘘のような静かな空間が広がった。 渋めの音楽が店内には流れていて『Cafe i-maid』とはまた違った落ち着き感じる。 メガネの似合うお姉さんっぽいWRさんのロングスカートのメイド服もその場にはとても良く合っている。 キレイなお姉さんは好きですか? もちろん大好きです(笑) ここでの注文はあらかじめ決めていたので迷うことなく『チャンピオンカレー』を頼んだ。 待ってる間に店内を観察する。 さすがに平日という事もあってか客はまばらである。 私服の若者からスーツ姿のサラリーマンまで客層の幅は広い。 外の喧騒から開放された店内はまさに『癒しの空間』なのであろう。 まったりとした時間が流れて行き『チャンピオンカレー』が運ばれてきた。 元々は金沢発祥のカレーとの事でカレーの上には細めに切られたカツレツと千切りのキャベツが載せられている。 味もボリュームも申し分なし。カレー好きの私も十分に満足した。 『CURE MAID CAFE』は落ち着いた店内と美味しいカレーという点で高く評価したい。 これならば普通の喫茶店感覚で普通の人でも気軽に入れるだろう。 外に出ると雨が降っていた。 強く降っている訳でもなかったので雨に打たれるままに中央通りの店先を見て回った。 通り沿いの適当な店に入ってみると新作のDVDのコーナーに『げんしけん BOX3』を発見。 DVDはどこでも買えると思ってちゃんと見ていなかったのだが目の前にあるとどうしても欲しくなってしまう(笑) そのお店では買わずに『アニメイト』で買う事にする。 ついでに探していた『UNDER17 1st LIVE TOUR FINAL そして伝説へ…』も見つけたので一緒に買う。 会計の時に気が付いたのだが聖地のアニメイトは購入金額の端数を繰り上げてポイントを入れてくれた。 青森でもこのシステムは採用されているのだろうか…。 帰りの体力を考慮して早めに聖地を離れる事にする。 ここから先はモードを切り替えねばならない。 何しろ青森までは約700kmあるのだから生半可な気持ちで走れる距離ではない。 4号線から東京外環自動車道 草加インターそして東北自動車道へと入る。 ここまで来てしまえば道に迷う事は無い。 ひたすら北を目指して突っ走るのみである。 行き同様にマイペースを保ちながら走る…事は無かった(笑) 周りにひっぱられてペースはどんどん加速していく。 ガソリン補給2回の休憩だけで青森中央インターまでを6時間で走り切った。 座りっ放しで尻が痛いのとステアリング操作に集中していた右肘に痛みが残った以外は至って好調だ。 家に着くまでの道がやけに暗く感じ『青森に帰ってきた』という実感が湧く。 そんなこんなで萌えに萌えた3日間。 全部が全部楽しかった訳では無いが得る物は大きかったといえる。 しかし今回は聖地における萌えの氷山の一角を垣間見たに過ぎない。 萌えの道は日々進化し進歩し続けている。 萌えの道を歩む限り終わりなど存在しないのだ…。 おしまい。 長々の乱文を最後まで読んでくれた方々に感謝します。 |
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