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オーディオ交換 @ S2000
 

オーディオ交換

※注意:自分で交換する場合は自己責任でお願いします。
こちらで紹介する手順で作業をして何らかの被害を被ってもtobiは一切の責任を持ちません。

S2000はスポーツカーとして生まれた宿命かオーディオは1DINと最低限のスペースしか設けられていない。
限られたスペースで最大限の音楽を持ち出す方法としてUSBメモリやiPodは理想のスタイルといえる。
アルパインiDA-XOO1はUSBメモリとiPodの再生に特化したモデルである。
CDやMDなどの光学系メカを排除する事で壊れる心配も少ないだろう。
今回はオプションのiPodダイレクトケーブルも合わせてUSBメモリ+iPodというスタイルを採用してみた。
まずはシフトノブを外します。
純正アルミノブもオプションのチタンノブも下のナットを緩めると外せます。
センターコンソールのカバーを上に引っ張り外します。
全部のクリップが外れたらハザードスイッチとオープンスイッチのカプラーを外します。
サイドブレーキレバーを上に引っ張った状態でカバーを斜めにして隙間をちょっと広げると外せます。
外して見ると意外とシンプルな感じになってますね。
オーディオカバーを外します。
ふたの部分を正面に引っ張ると下側のクリップが外れます。
上のクリップは噴出し口にクリーニング屋で貰った針金ハンガーを曲げて引っ張りました(笑)
オーディオを固定している左右上下の4箇所のネジを外せばデッキの取り外しが出来ます。
画像真ん中のネジはアースの接続に使えます。
S2000のオーディオステーは純正品がそのまま社外品にも流用可能です。
出っ張りが干渉することもありますが叩き潰してしまえば問題ありません。
ステーの左右はデッキの上下とステーのLRの文字の上下を合わせます。
純正コネクタとギボシの変換を使って繋ぎます。
アンテナの配線には丸型ギボシと平型ギボシの変換を使います。
画像の青い配線がそうなのですが実際に作業すると判ります(汗)
USB接続ケーブルとiPodダイレクトケーブルは助手席側から配線を出しました。
足元のネットにまとめて突っ込んでおけば邪魔にはならないでしょう。
配線を全て繋ぎデッキを納めます。
オーディオを入れるスペースの奥行きがかなり狭いのでステーが浮き気味になりますがネジでしっかり締め込めば問題ありません。
アースは4枚目の画像のように真ん中のネジを外してそこに接続します。
全て終わったら起動を確めます。
第5.5世代iPod(80G)とUSBメモリ(128M)を繋いでみました。
iPodへの電源供給も問題ありません。
USBメモリのタイトル表示。
MP3のIDタグver2に対応しているので長い曲名やアーティスト名も問題無い。
USBメモリはフォルダをアルバムの様に管理できるので判りやすい。
リピートは1曲、フォルダ、全曲と設定可能。
iPodのタイトル表示。
USBメモリ同様に問題無い。
プレイリストの呼び出しも簡単だしリピートの設定も1曲、全曲と設定可能。
本体付属のUSB接続ケーブルにiPodを繋ぐとアルバムのジャケットも表示できる。
―インプレッション―
音質に関してはアルパインという事で問題はまったく感じませんね。
MP3/256kbpsを基準フォーマットとしているのですがオープンカーという特殊な環境での音楽の再生では充分なようです。
操作性はもう少し煮詰める余地があるのではと思います。
ジョグの中に『ENTER』と『BACK』のボタンがあれば最高ですね。
今後は純正のオーディオコントローラーとの接続も視野に入れてさらなる完成度を目指すとします。

オーディオ交換 @ S2000
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